2012年 05月 02日
曾我蕭白ショック |
江戸時代中期の異色画家、曾我蕭白、エネルギー爆発、凄い画家です。
東京国立博物館で開催中の名品ぞろいの展覧会
『ボストン美術館 日本美術の至宝』を観覧、
日本美術の素晴らしい作品が日本からアメリカへ渡って行ってしまったことに、
ショック。 中でも曾我蕭白の『雲龍図』は線の太い ド迫力作品です。
この雲 龍図の近くにいると『酸欠になってしまいそうだ』と思うぐらい凄い作品です。
立体作品を鑑賞すように 離れて全体鑑賞してみることに。
距離感という間も作品の一部、画面の外にも漂う存在感があるということなのか?
この龍、画面から大きな空気の流れを吐き出しているように思えてきました。
そしてエネルギーとなり私の体の中を通り抜けていきました。
この勢いで、千葉市美術館で開催中の『蕭白ショック!!曾我蕭白と京の画家たち』が絶対に観なくてはと思い、千葉市へ、とても使命感のような出会いを感じてしまいました。
現代に通じる、劇画でもあり、ストレートな直球を投げられた気がします。
観て良かった。 凄まじき生命体のエネルギーを頂きました。
by y-sakaoo
| 2012-05-02 21:46
| アート