2012年 02月 29日
鳴子温泉の鳳凰湯口 |
2004年に制作した彫刻。 宮城県鳴子温泉の温泉湯口、計2基を男湯と女湯に納めました。
宮城県の鳴子は母のふるさと(加美町)が近くである関係で、幼い頃、祖父母と共に長期湯治に
行った思い出の地です。
そのころ(6、7歳)の私にとって温泉は退屈なところで、飽きて隣近所の湯治客のところに遊びに行った記憶があります。
2009年5月、車椅子の母を連れ、妻と姉と共に鳳凰温泉湯口を観に二泊で出掛けました。
叔父、叔母,従兄弟(計12名)が集まり、
久々ふるさとに、ずうずうべんの会話が弾み、みんな楽しそうでした。
そしてこれが、母にして最後の思い出旅行になりました。
東日本大震災後、
ますます来る客は減ったようです。
長閑なふるさとの温泉、活気を取り戻してほしいと願っています。
by y-sakaoo
| 2012-02-29 21:11
| アート